ドワーフの諺
ドワーフが使用する諺や慣用表現、言い回しのまとめ。
随時更新。
あ行
秋祭りを祝う豚
自身の置かれている(危機的な)状況を理解せずにいる愚か者の例え。ドワーフの秋祭りではよく豚料理が饗されることに由来する。
[用例]
『ハ!エルフとの同盟を喜んでいるような連中は−さ!』
か行
さ行
戦車で来て馬車で帰る
ロドゥニ・ローワン初代皇帝、“道王”ラダドルフに由来する故事。
ラダドルフは精強なカタツムリ騎兵隊で近隣諸国を制圧し、略奪した財宝を馬車に満載して帰っていった。その姿は全ドワーフにとって覇の象徴であり、権勢や威勢が盛んな様子を表す諺として用いられる。
[類義語]
飛ぶ鳥を落とす勢い(ヒューマン)
[用例]
『今日のあいつに賭けを挑むのはやめておいた方がいいぜ。−ようなツキっぷりだ』
た行
ドワーフ大工を怒らすな。兵隊さんよりおっかねぇ
言葉通りの警句。規律や冷静さが求められる兵士たちよりも、かえって大工を怒らせるほうが危険であることから。
な行
は行
ハーフリングの前ではブランディ隠せ
価値がわからぬものには何の値打ちもない事の例え。ブランディを惜しげもなくお菓子作りに使ってしまうハーフリングに、心からの恐怖を込めて揶揄している。
[類義語]
豚に真珠(ヒューマン)
穴小人にやる果実酒なし(エルフ)
七面鳥はエルフに食わすな(ハーフリング)
髭の編み方を教える
自分の持っている技術や情報を明かす事の意。ドワーフは一族や個人固有の髭の編み方を持つ。
[類義語]
手の内を明かす(ヒューマン)
[用例]
『商売のタネを教えるってのは−ようなもんだ』
『知り合ったばかりのお前に−わけにはいかねぇな』