ヒューマン・その他の諺

  言語・習俗

ヒューマン・その他の諺

ヒューマン及び、エルフ・ドワーフ・ハーフリングに含まれない種族が使用する諺や慣用表現、言い回しのまとめ。

随時更新。


あ行

器はでかいが、中のスープは一匙だけだ

著名だが実力が伴わない冒険者に対する、他の冒険者からの皮肉として使われる言い回し。下級冒険者による僻みである場合も多い。

[用例]

『あいつはあんなに威張っているが、最後にダンジョンに潜ったのは30年前なんだと。まさしく-というやつだな』

エルフに貸した本

二度と(あるいはそれくらい長い時間)返って来ない物の例え。短命種のヒューマンがエルフに物を貸すと、しばしば生きているうちに返ってこない事から。

[用例]

『ガフの飲み代をツケになんてしてみろ、-になっちまう』

覚えた訛りの数が舌の滑りを良くする

放浪者であるヒューマンやハーフエルフ達の間でよく使われる言い回し。馴染んだ文化の数だけそのものの経験や糧となるという意味。様々な文化を”よそ者”として渡り歩くことの多いハーフエルフ特有の感覚である。

か行

木を知りたくばエルフに聞け

物事を知りたければその専門家にあたるのが一番であるという意味

[類語]

餅は餅屋

[用例]

『この辺で美味い酒場を探してるって?それならガフに聞いてみな。-だ。』

暗闇でドラウに喧嘩を売る

わざわざ相手に有利な場面で戦いに挑むこと。転じて無謀、下策であることを指す言葉。

[用例]

『この雨の中ウォーターウィアードに挑むなんて-ようなものだぜ』

梢の夜泣き

真夜中の時間帯のこと。梢の泣く頃、梢の夜泣き時。森に死者の魂が集い、この時刻に泣くのである。

[類語]

草木も眠る丑三つ時

[用例]

『-も聞こえてきそうなこんな時間に、どこにお出かけで?』

今夜のヒポグリフ

スリー・ドラゴン・アンティにおいて食いものにされるようなプレイヤー、所謂カモのこと。

ヒポグリフがドラゴンの好物であることから。

さ行

静かな良い夜だな――

――ええ、風もなくて

北方でかわされる夜の挨拶の定型文。

た行

ティアマトは手土産の多い男を袖にする

勝ちを急いで大金を賭けたり、無謀な借金をしてギャンブルを張るとろくなことがないという戒め。スリー・ドラゴン・アンティのプレイヤーに伝わる言い回しであり、ドラゴン達の女神であるティアマトをカードの女神に例えた。

な行

は行

浜に棄てる

マーフォークの慣用句。過ぎ去ったことを咎めないこと。

[類語]

水に流す(ヒューマン)

[用例]

『これも些細なしきたりの違いにより生まれた誤解。此度の事は-としましょう』

ま行

や行

ら行

わ行

ワーラットは釣りを受け取らない

寛大に見える者ほど、概して心にやましいことがあるという意味。

銀を嫌うライカンスロープの習性から、ワーラットは金貨の釣りとしての銀貨を受け取らないことが多い。

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